1年生 生活科

2/19()1年生の生活科「もうすぐ2年生」の単元で、少しでも春日東小のことを知ってもらい、小学校入学を楽しみにして欲しいという子どもたちの思いから、宝町にある『宝幼稚園』の年長組さんと、交流会を開催しました。

4月に入学してからの自分の成長を振り返り、来年度の新1年生のために、自分たちができることを考えるための学習をしました。1年生の子どもたちは、事前に準備した〇×ゲームやクイズの絵カード・説明書きを示しながら、しっかりと大きな声で園児のみなさんとふれ合いました。また、手をつないで学校探検に案内して、保健室・音楽室・ドリームホールなどをまわりました。「ここが図書室だよ!」「次は校長室へ行こうね!」とやさしい声がたくさん聞かれました。

 最後に各クラスに案内し、行事案内や学校クイズをしたり、ランドセル体験をさせてあげたりしました。協力し合ってクイズに答えたり、自分からランドセルの背負い方を見せてあげたり、すてきな気遣いが見られました。お互いにドキドキしていた様子でしたが、最後にはたくさんの笑顔でお別れをしていました。1つお兄さん・お姉さんになった1年生の子どもたちは、とても満足した表情になっていました。

 

 来年度の春にまた、元気な姿でお会いできることを心待ちにしています。来校してくださり、ありがとうございました。

3年生 社会科見学

 1/30(火)と2/16()、社会科の時間に、宝町にある『井口タタミフスマ店』さんへ見学に行きました。子どもたちは、〝たたみ工場では、どのようにたたみをつくっているのか〟という学習問題を解決するため、働いている方々にお話を聞くことができました。

  古いたたみの大きさを計測土台のカマチ部分から古いゴザを取る表はぎ土台の上に新しいゴザを用意ゴザをプレスするカマチ部分のフチを縫う機械へ と進みます。

 たたみに使われるい草には、泥染め加工の染土という白い粉が付着していて、日焼け止め・虫よけ・保湿効果などがあるそうで、長く丈夫に使えるように工夫がされています。

 おわりに、たたみの角を整える角どめヘリを返し縫いする と、完成です。

  

実際に、この工程を目にした子どもたちは、〝見えない所もキレイに仕上げ、お客さんに喜んでもらいたい〟という働く方の思いを受け取ることができていました。また、質問の時間には、たたみの由来や独自のこだわり、1日の生産量のことなどを学びました。

 

 お忙しい中、工場内を見学させていただき、ありがとうございました。そして、見学当日は、安全のために朝早く寒い中、道中を見守ってくださいました保護者の方々には、感謝申し上げます。

4年生 わかば学習

2/14(火)の35校時、総合的な学習の時間「共に生きる」の単元で、春日きこえの支援サークル『でんでん虫』のみなさんに、ゲストティーチャーとして来校していただきました。

 まず、「聞こえ」について話してくださいました。〝聞こえの障がいは、見た目で分かりにくいこと〟や、聞こえないという障がいには、生まれつき聞こえない方・生まれつき聞こえにくい方・初めは聞こえるがある時から聞こえなくなる方とさまざまな種類があり、片耳・両耳に影響がある方がいることなどを知りました。また、聞こえにくさを助けて音を大きくキャッチする補聴器や便利グッズの紹介、障がいマークのこと、人によって〝聞こえかた〟〝困っていること〟は違うのでどうして欲しいかを尋ねてみることを学んだ子どもたちは、大きく頷いていました。

 また、「耳のしくみ」についてのお話では、耳の中の蝸牛(かぎゅう)が音をキャッチすることを知りました。蝸牛の中にとても細かい毛が生えており、音が入るたびに空気振動で少しずつすり減るそうです。そのため、大音量やイヤホンの長時間使用は耳を痛め、音をキャッチしにくくなります。子どもたちは、聞く音の大きさに注意し、時には耳を休めて過ごすことの大事さを学びました。

 そして、耳の聞こえにくい方との間でする会話方法の〝筆談〟があることを知った子どもたちは、2人組やグループで、筆談体験をしました。文は短く、見やすい大きな文字で、書いたものを相手が読んだかどうか確認する点に気を付けながら、静かに楽しく取り組んでいました。

 最後には、質問の時間をいただき、「耳の聞こえないことへの怖さ・恐怖心はありますか?」「補聴器はどの方向からが聞こえやすいですか?」など、相手の立場になり、真っすぐなやさしい心で寄り添おうとする子どもたちの声が多く聞かれました。

 

 たくさんのことを教えていただいた『でんでん虫』のみなさんに、感謝の気持ちを込めて、拍手を意味する手話で、お礼のご挨拶が飛び交っていました。とても心温まる貴重なお時間を、ありがとうございました。

1年生 生活科

 2/8(木)、「ふゆとなかよし」の単元で、「名人さんに あそびかたを ならおう」をめあてとして、昔遊びの授業があり、地域の方々にご来校いただきました。

 けん玉名人として、春日地区の寺田さん、お手玉名人として、若葉台西地区の樋口さん、舟越さん、宝町地区の阿部さん、白水先生、おはじき名人として、若葉台東地区の元木さん、古賀さん、中嶋先生、めんこ名人として、永利教頭先生に遊び方を教えていただきました。

 子どもたちは、それぞれの遊びに興味津々で、真剣にめんこを投げて、もう一枚のめんこをひっくり返そうとしたり、おはじきを指ではじいて点数の書いている的の中に入れようとしたりしていました。

 思うようにできると「できた!」と歓声を上げていました。さらに、「すごいね!」と地域の方に褒めていただいて、とても嬉しそうでした。

 ご多用中、子どもたちのためにご来校くださった皆さま、本当にありがとうございました。

3年生 わかば学習

 2/5(月)3校時、3年生のわかば学習「リサイクル エコ」の単元で、「ごみをへらすための取組について調べ、自分たちにできることを考えよう」を課題として、春日市環境課の森さんにご来校いただき、「ごみを減らそう!~春日市のごみについて学ぼう~」をテーマとして話をしていただきました。

 春日市のごみの分別は7種類あることや、それぞれのごみの出し方、また、どこで処理されているかなどを知ることができました。

 「ごみ出しのルール」について考え、まずは収集の仕事をしている方がケガをしないで、ごみを集めることができるようにルールがあることを学びました。

 ルールを守らなかった場合の事例として、スプレーのガスが入ったまま出していることで収集車内で火災が起きてしまったことを、写真を通して見ることができました。

 最後に、「ごみのことは、全員に関係していることです。誰かが収集したり、片付けたり、分別したりしてくれていることに感謝をして、一人ひとりができることをやっていきましょう。」という言葉をいただきました。

 これから、自分たちにできる「ごみを減らす方法」について考えていきたいと思います。

4年生 わかば学習

 1/16(火)の2~4校時に、『共に生きる』の単元で、点字体験を通して目の不自由な方のことを知ろうをめあてに、学習をしました。ゲストティーチャーとして、社会福祉協議会の方々・社会福祉団体「ゆりかもめアイの会」の方々・目が不自由になられた西原さんにお越しいただきました。    

 はじめに、西原さんの日常生活や生活の便利グッズのお話をしてくださいました。物が見えないために、物を落とすと探せなかったり、点字ブロックがない場所があると、道順が分からなくなったりと生活の中で、大変なこともあるそうです。しかし、お洋服に点字タグを付けて色を認識してコーディーネートを楽しんだり、自分のものに点字の名札を付けて自分で分かるようにしたりと、工夫がいっぱいでした。西原さんは、日頃から大濠公園を伴走者と一緒に歩いたり、走ったりもしているそうで、子どもたちに正しい誘導を知ってもらうために、実際にドリームホールを子どもたちと歩いたり走ったりしてくださいました。とても速いペースで、子どもたちは驚いていました。 

 そして、子どもたちは、各教室へ戻って、点字体験をしました。点字の道具を使って、点字一覧表をもとに一文字ずつ、緊張しながらも丁寧に打ち込んでいました。凹凸の面をしっかり指で確認して、文字の仕上がりに喜んでいました。目の不自由な方々が、点字によって、物の名前を認識したり、文章を読み取って理解されたりしていることがすごいことだと感じられたと思います。

 

 身近なシャンプーやケチャップの本体などにも、点字が表示されてあるそうなので、今一度、子どもたちと触れて体感してみられると良いですね。

3年生 社会科見学

 11/27()、社会科の時間に、春日・大野城・那珂川消防組合消防本部へ見学に行きました。〝火災からくらしを守る〟の単元で、消防署の方から、消防署の構成・消防服や消防車両の説明や年間の火災・救急件数など詳しくお話ししていただきました。119番通報は、福岡市にある共同指令センターに繋がるようになっているので、自分の住所が言えるようになってほしいことや、消防署だけでなく消防団の方々とも合同訓練などをしながら、まちの安全を守っていることを学ぶことができました。

 

その後、署内の施設見学・実際の活躍している車両の見学・地震体験など、クラスごとに丁寧に案内をしていただきました。消防隊の方による20kgの防火服への早着替えや、救助作業するための装備や消火ホースなどの荷物を合わせると50kg以上あること、大きなタンク車に4000ℓの水が積んでいることなどを見聞きして、子どもたちはとても驚いていました。

 そして、子どもたちからの多くの質問の時間も、作っていただきました。子どもたちは、消防署の方々がどんな思いで、日々の活動や訓練などをされているのかを、しっかりと感じ取れたことでしょう。

 

 「みなさんは、登下校や遊ぶ時など、ケガをしないようにしてください。また、道路の車の行方や火の取り扱いには、充分気をつけてください。」と、アドバイスをいただきました。子どもたちは、自分だけの見学メモをしっかりと作成していました。

4年生 社会科

 11/21(火)の34校時に、昔をつたえるもの「むこおしまつり(婿押し祭り)」の単元で、三期組合の白水さんにゲストティーチャーとして、来校いただきました。

 400年以上続く「むこおしまつり」は、春日地区の花むこさんと花よめさんをお祝いする行事です。1月に行われるまつりの当日は、さぎっちょの点火子どものたる取り宿の行事たる取りむこおしという内容で、最後に花むこをみんなで押して、村のなかま入りを果たしたことを祝います。この日を迎えるまでに、青年・中老・年長に分かれた三期組合の人たちが中心となり、約一年をかけ話し合いをしたり、たるを獲り合う池の掃除を何度もしたり、たくさんの人たちがまつりの準備に関わり、今もなお受け継がれています。

「むこおしまつり」には、〝村のみんなが幸せになるように〟という願いがこめられていることを、とても丁寧に教えてくださいました。

 

 お話しの最後には、子どもたちからの質問の時間を作っていただきました。「どんな思いでされているのか」「何人くらいで取り組んでいるのか」など答えてくださいました。

 子どもたちは、春日東小学校の伝統をとても大事にしているように、「むこおしまつり」の伝統もとても大事で、春日をより良くしていくお祭りであることを、学ぶことができました。

 

 「この伝統が続くように頑張っているので、みなさんは、元気に一日一日を大切に一年を過ごしてほしいと思います。」と、白水さんより温かいお言葉をいただきました。本当にありがとうございました。

5年生 わかば学習②

 11/20()15校時の総合的なわかば学習の時間に、前回に続き、亀井さんに来ていただきました。「自然っていいな」の単元で、SDGs=持続可能な開発目標の17の目標をふまえて、どう考えて・どう行動するのかを、ゲームを通して学びました。

 

 日本の森林面積は、約66%で、原生林・人工林・荒れた林などが存在します。その中で、子どもたちは、今回 『もりとみらい』カード を使用して、設定された10グループの職業に分かれ、それぞれの役割・目標の達成をめざし、共に20年間暮らすとどんなまちになっていくのか、〝森との関わり方〟について考えました。

 森への愛情(関心)手入れ・管理整備された森林(資源)林業の経営力 の´森・まちの状況メーター´を確認しながら、すべてのバランスを保ち適切に森林を使い、自然を保つことが望ましいのですが、なかなかスムーズには進みません。子どもたちは、同グループで話し合ったり、他グループと交渉したり、置かれている現状に対して、どうすればいいのかを考えながら動いていました。

 亀井さんは、「ひとりひとりの行動・考え方が源となり、結果が生まれる」ことを、ゲームを通して、とても楽しく賑やかに教えてくださいました。貴重なお時間を本当にありがとうございました。

 子どもたちには、今度の自然教室の環境の中で、今日の学習での学びを生かしながら、考えてほしいと思います。

1年生 おいもほり

11/16(木)2、3校時に、さつまいも名人の吉次さんにお越しいただき、おいもほりをしました。

「ここにありそう!」「手伝うから、一緒に掘ろうよ!」と、子どもたちは、おいもを傷つけないように気を付けながら、手やスコップで上手に掘っていました。かたい土のところは、吉次さんや保護者の方にご協力いただきながら、ケガもなく無事にたくさんのおいもを掘ることができました。

 

お忙しい中、子どもたちの安全のために、朝早くからの作業に参加いただいた保護者のみなさま、本当にありがとうございました。

3年生 社会科

11/10(金)、4校時の社会科の時間に、福岡県警察の原口さんにゲストティーチャーとして来校いただきました。 

 『事けんや事こからくらしを守る』の単元で、警察の方々が日頃から〝事けんや事こから人々のくらしを守るため、だれがどんなことをしているか〟をお話しくださいました。

  

多くの課に分かれて、人々の困り事にいち早くかけつけたり、事故が起きないように交通ルールを呼びかけたりと、町の安心・安全のために活動されていることを一つ一つ説明していただきました。携帯している警棒や警察手帳、手錠などの持ち物紹介をしていただき、実物を見て、子どもたちはとても興味津々でした。

  

お話のあとには、「どんな思いでお仕事していますか。」「大変なことや良かったことは何ですか。」と、たくさんの質問に答えていただきました。 「事けんや事こにあわないために、みなさんは、だれとどこに出かけていつ帰るかを、おうちの人へ伝えてください。そして、〝い・か・の・お・す・し〟をしっかり守って、その他のルールも守れる子どもになってください。」と、温かいお言葉をいただきました。

6年生 わかば学習

 11/10(金)3校時、総合的な学習の時間に「人権教室」がありました。

ゲストティーチャーとして、法務局の方と人権擁護委員3名の方にご来校いただき、「人権を守る」ということについてお話くださいました。

 「人権」とは、人が生まれた時からもっている権利、幸せに生きていくための権利のことを動画を見ながら学びました。

 「いじめ」をなくすためにできることとして、「相手の気持ちを考える」「見て見ぬふりをしない」「自分に何ができるか考える」「悪口・陰口を言わない」「いじめている人を注意する」「家族や先生に相談する」ということを聞きました。

 勇気のいることなので、思うようにできない時には、法務局にも相談できることを教えていただきました。

3年生 わかば学習

 11/9(水)、総合的な学習の時間『探ろう!校区の食べ物屋さん』の単元で、校区内にある飲食店の工夫などを調べるために、「つしま屋」「ひさや」「風の実」「カンパーニュ」へ行きました。

 4つのグループに分かれて学校を出発し、お店に着くとワクワクした様子で店内を見学しました。お店の方にたくさん質問をして、「一番売れている物は何か」「店名の由来」「一日にお客さんはどのくらい来るのか」など聞くことができました。

 お店の工夫や「地域のお客さんに喜んでもらいたい」「美味しい物を作って食べてもらいたい」という思いを知ることができました。

 子どもたちの安全のために、朝早くから付き添っていただいた保護者の皆さま、見学にご協力いただいた飲食店の方々、本当にありがとうございました。

5年生 わかば学習①

 11/6() 4.5校時のわかば学習の時間に、本校のPTA会長であり、「SDG s推進ネットワークin九州」代表の亀井さんに来ていただき、SDGsのことを学びました。

  『SDGsのことを知ろう そして 自分たちのできることを考えてみよう』ということで、SDGs=持続可能な開発目標の17の目標を教えていただき、それをふまえた〝SDGsクイズ〟を出題いただきました。子どもたちは、絶滅危惧種・森林伐採・児童労働・ゴミの量など世界問題を改めて知ることができました。

 

2030年目標として計画を立てている国際連合の未来設計図は全部大切です。しかし、その中で関心ある未来は、一人一人異なります。何に関心があるのか考えてみましょう。」と、子どもたちで意見交換する時間も作ってくださいました。環境・社会・経済につながるSDGsの取組みは、実は、春日東小もすでに、ベルマーク集め・マイバック・節電・水筒持参などで取り組んでいるそうです。 

 

『自分で』『みんなと』何ができるのか、また気になることは何か、〝1人の100歩より、100人の1歩〟がSDGsの達成につながることを、様々な角度から考える貴重な時間となりました。

6年生 SNS非行防止教室

 11/1(水)3校時、6年生の『SNS非行防止教室』がありました。ゲストティーチャーとして、”中央少年サポートセンター”から、3名の方に来校いただき、身近に起きている「SNSの危険性」について、お話しくださいました。

 SNSは、人と人をつなぐ楽しく便利なものである反面、’犯罪者グループからの誘惑・自画撮り被害・SNSへの無断投稿と悪口の書き込み’などのトラブルをも、隣り合わせています。ほんの軽い気持ちで、自分や人の写真・情報をSNS上に送信したばかりに、”グループ上の悪口”、”ひぼう中傷”へと広まり、被害者・加害者を生む危険があることを、実例を交え、教えてくださいました。

 子どもたちは、『困り事・悩み事はSNSやDM上でしない』などの対応法を聞き、きちんとした使い方をしているか、今一度考え、立ち止まることができたでしょう。

 貴重なお話やアドバイスを、ありがとうございました。

3年生 わかば学習

 10/16() 3校時、総合的な学習の時間 『さぐろう!校区の食べ物屋さん』の単元で、ゲストティーチャーとして、伯玄町にある「富貴」さんにお越しいただきました。

 

 「富貴」のお店の歴史や和菓子にかける思い、作る買う食べる包装紙だけがゴミとなるという先を見据えた工程を考えて商品の開発をしていること、 JR西日本のドクターイエローと人気商品博多カステラとのコラボレーション商品ができたことなど、地域のためにまちづくりに取り組み、和菓子を作られていることを話してくださいました。

 

  たくさんの質問にお答えいただいた後には、子どもたちの前で、手元をモニターに写しての和菓子作りの実演もしていただきました。とても丁寧な手作業で、さくらとハロウィンのカボチャを見事に作ってくださいました。 「何のお菓子かな?」「すごい!かわいい‼︎」と、子どもたちは、とても楽しそうに注目していました。

6年生 被爆者講話

 10/13(金) 3校時、6年生の平和学習が行われました。ゲストティーチャーとして、「NPO法人 筑紫原爆被爆者の会」から3名の方が来校され、戦争についてのお話をしてくださいました。

 

  戦争のことを自分のこととして考えるために、体験された方のお話を聞く  ことを目的とした講話では、原爆が一瞬のうちに数多くの命を奪っただけでなく、生き延びた人たちの体や心をその後も長い間傷つけ、苦しめてきたことなどを聞くことができました。

また、当時は、同年代の多くの子どもたちが親元を離れて疎開していたこと、衣食住がままならずとも不平不満が言えない状況だったことなど、戦争によって、日常生活をも変えられてしまうことを知ることができました。

最後には、『まわりの人と仲良くして、人にされて嫌なことは人にしないでください。命を大切にすることで人の痛みを分かるようになり、世界平和に繋がります。』と、子どもたちへの平和を願うお言葉をいただきました。 

 

 今度の長崎への修学旅行に向けて、子どもたちは、過去になにがあったのか・戦争になったらどうなるのかを、実際の物事を目にして、一生懸命考えて受け止めてくることでしょう。

3年生 わかば学習

10/()、「さぐろう!校区の食べ物屋さん」の単元で、伯玄町にある『富貴』さんへ見学に行きました。

子どもたちは、地域の人に、長く親しまれるお店であるためにしている工夫’を調べるために、店内の商品やポスターなどをよく観察して、それぞれが見つけた工夫ポイントを書き留めていました。

10月中旬頃には、『富貴』さんを講師としてお招きし、いろいろなお話をしていただける予定です。子どもたちは、とても楽しみにしていることと思います。

 

ご多用中のところ、子どもたちの安全のために引率してくださった保護者の皆さま、本当にありがとうございました。

6年生 わかば学習

7/18(火)、6年生の「将来の自分発見!」という単元で、地域の方や保護者の方々に、ゲストティーチャーとして来校していただき、職業についてのお話を伺いました。

子どもたちが、自分たちの将来について希望を持ったり、自分を振り返って今できることを実践したりすることを目的としています。6年生の各クラス、音楽室、図書室など約10箇所に分かれ、子どもたちは興味のある職業を選んでいました。

 

消防士、看護師、保育士、システムエンジニア、食品メーカー、美容・メイクアップなどと多方面にわたり、いろいろな職業についてのお話を聞くことができました。

人のことを思い、安心・安全な食を届けたり、お世話したり。人の命を助けたり、気遣ったり。人をキレイにして元気を届けたり、人の成長の手助けをしたり。‘どの職業も、すべてに人につながっているのだ!’と、きっと子どもたちは感じたと思います。

 

「何か人にお願いされたら、すぐ断るのはなく、まずやってみてください。チャレンジする心が大切です。」「目が見えない方が目が見えたらいいのにと、いつも言っています。目が見えることは、とても大切なことです。いろいろなことを見て触れて聞いて、すばらしい未来へつなげてください。」「このあと、被災地のボランティアの方々の体調を確かめる仕事へいってきます。みなさんも命を大事にしてください。」など、子どもたちの将来に向かっての温かいエールをいただきました。

子どもたちは、どの職業のお話も興味津々で目を輝かせて、たくさんの質問をしていました。

 

日々のお仕事でお忙しい中、たくさんの心に残るお話をしてくださった地域の方、保護者の方々、本当にありがとうございました。

3年生 わかば学習

 1、2校時に、2クラスずつに分かれて「わかば学習」がありました。今回は、〈地いきの大せんぱいとふれ合おう〉という単元で、ゲストティーチャーとして、110番の家の阿部さんと見守り隊の松尾さんにお越しいただきました。

子どもたちがお世話になっている地域の方々にはどんな方々がいて、どんな想いで関わってくださっているのかを知ることを通して、自分が地域のために考えるという学習です。

 

 地域コーディネーターからは、学校のみなさんの授業をスムーズに行えるよう、たくさんの保護者の方がお手伝いに来てもらえるようにお願いをしていること、学校⇔地域⇔家庭とそれぞれが仲良くなれるような活動のお手伝いをしていることをお話しました。

 

 110番の家の阿部さんからは、「もし、怖い・キケンな思いをした時は、‘110番の家’の看板があるお宅のインターホンを迷わず押して、助けを求めてください。」「地域にいる大事な皆さんを守るために協力しています。」とありがたいお言葉をいただきました。

 

見守り隊の松尾さんからは、「交差点では、横断歩道のななめ渡り・逆戻りをせずに、きちんと渡ることを守って欲しいです。」「みなさんの安全・安心のために、雨風の日でも毎日見守っています。笑顔で登下校をする姿を見るのが楽しみです。」と温かいお言葉をいただきました。

 

お話の後には、子どもたちからの多くの質問の時間を作っていただきました。子どもたちは、地域のいろいろな方々からの「人に頼っていいよ。」「間違ってもいいよ。」という優しく心強い想いを、自分たちの暮らしの安全・安心に関わっていることを心から感じられたことでしょう。見守ってくれる地域のみなさんへの恩返しに、自分たちは何をしたら良いか――3年生は、それぞれ考えて取材していました。最後に、各地区に分かれてマップをもとに、自分たちの住む地区の‘110番の家’の場所を確認することができていました。

 

阿部さん・松尾さん、大変暑い中、貴重なお話をしてくださり、本当にありがとうございました。

2年生 生活科

2年生 生活科

7/6㈭、「いきもの教育」の単元で、身近ないきものや自然に触れるため、まほろば自然学校の岩熊志保さんにゲストティーチャーとしてお越しいただき、ドリームホールにて【移動博物館】を開いていただきました。

春日市の隣の大野城市・太宰府市の山では、イノシシ・シカなどの骨がよく見つかるそうで、本物のいきものの骨を見せて、触らせていただきました。植物の葉、枝、木など遠目ではよく目にしますが、ツバキやツツジなどの枝を実際に手に取り、それぞれの葉の特徴を知り、ヒノキなど木の断面・樹木の表面の様子を学びました。いつも目にするどんぐりも多くの種類があり、自然から生まれた白い綿からは衣服などが作られている事を知り、子どもたちは自然とのつながりを感じ取っていました。

身近に採集されたチョウ・トンボ・ハチなどの昆虫の標本や、この日のために‘マレーシア’で採集された特別な昆虫の展示もしていただきました。大人気の昆虫コーナーは、生きているカブトムシ・サワガニ・カメを実際に触ることができ、大興奮の中でも、子どもたちは順番を守りながら大切に観察できていました。

 

 【移動博物館】を楽しんだ後は、質問・感想の時間も作っていただきました。時間内では収まりきれないくらいたくさんの子どもたちが挙手をしていました。子どもたちの自然に対する関心の高さが伝わりました。岩熊さんは、夏休みには、春日公園で昆虫採集の活動もされているそうなので、ぜひ足を運んでみてください。とても暑い中、長時間にわたり、1クラスずつの丁寧な授業をしていただき本当にありがとうございました。

6年生 SNSについて

6年生 学活の授業で、SNSについて学びました!

 

/5(月)、中央少年サポートセンターの大塚さん、園田さんにゲストティーチャーとしてお越しいただきましたSNSは、正しい使い方を知らずに利用してしまうことで、思わぬトラブルに巻き込まれるリスクもあります。SNS上だけの友達がいる子どもが増えていて、やりとりを重ねるうちに心のよりどころになったり、本当の友達のように親しくなったりすることも少なくないようです。楽しいことだけではなく、ちょっとしたことでも大きなトラブルになるということを、実例を交えてお話ししていただきました。6年生は、正しい判断ができるよう、真剣に耳を傾けていました。周りには、助けてくれる大人がたくさんいるので、SNS等で困ったことがあれば、大人に相談しましょうとなげかけていただき、子ども達は改めてSNSの怖さを学ぶことができました。

4年生 わかば学習

 4年生 わかば学習

5月30日(火)、31日(水)に、4年生2クラスずつに分かれて、原町浄水場に見学に行きました。浄水場の方から、川や池の水をきれいな水にしていく過程や、きれいになった水を消毒して、家庭や学校などたくさんの場所に水を送ることについての話を聞きました。

 川や池から送られてきた水を、「砂ろ過」という方法で水を作り、「膜ろ過」という方法で、さらにきれいな水にして、それを消毒して水道水を作っているそうです。また、人ひとりの一日に使う水の量は200リットルで、一日の中で水をよく使う時間は、9時~10時と20時~22時などということを知りました。

 お話を聞いた後は、浄水場内を回りながら、水を作るための機械の説明していただきました。質問の時間には、子どもたちからたくさんの投げかけに、一つ一つ丁寧に答えていただきました。

 

 安全で美味しい水を届けることができるように、毎日24時間体制で働いてあること、また、川や池、海を汚さず、水を使いすぎないことなど、限りある水を大切にしてほしいという浄水場の方の思いを、しっかりと心で感じることができました。